2024年07月16日( 火 )

リックス、24年3月期決算発表 増収増益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 15日、リックス(株)(本社:福岡市博多区、安井卓代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は497億5,200万円(前期比10.0%増)、営業利益は35億4,400万円(同6.6%増)、経常利益は39億3,400万円(同5.0%増)、当期純利益は27億7,900万円(同0.6%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因としては、鉄鋼業界において中国の景気減退による鋼材需要の減少が見られたものの、インドなどでは粗鋼生産量が前年同期比プラスで推移したことや、自動車業界は国内で生産停止の影響で落ち込んだものの、中国では新エネルギー車の生産および輸出が継続して拡大したとして、これらの要因で増収増益につながったとしている。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は510億円(同2.5%増)、営業利益は33億円(同6.9%減)、経常利益は34億円(同13.6%減)、当期純利益は23億円(同17.3%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事