2024年12月22日( 日 )

アイ・ケイ・ケイHD、24年10月期中間決算 増収増益

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 6月13日、アイ・ケイ・ケイホールディングス(株)(福岡本部:糟屋郡志免町、金子和斗志代表)は2024年10月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は109億9,600万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は9億6,000万円(同246.2%増)、経常利益は9億7,300万円(同220.3%増)、四半期純利益は6億2,500万円(同455.1%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因としては、婚礼事業において、23年4月にオープンした「The迎賓館 偕楽園 別邸」(水戸支店)が稼働したことと、既存店の施行組数が減少したものの、客単価が増加したことにより、売上高は103億2,500万円(同8.6%増)、利益面では人件費などは増加したものの、販管費率が低下したことにより、営業利益が8億4,400万円(同130.9%増)となったことが主な要因。

 その他事業を見ると、介護事業は、23年3月にオープンした「アイケアライフ伊万里」(伊万里2号店)が稼働したことなどにより、売上高は3億1,200万円(同13.1%増)。食品事業も、売上高は1億4,600万円(同21.4%増)、営業利益は2,400万円(同4.9%増)。

 婚礼事業を支援する事業分野としては、フォト事業は23年3月にオープンした「studio clori.NAGOYA」(名古屋支店)が稼働したことなどにより、売上高は3億2,300万円(同200.0%増)、営業利益は9,600万円(前年同期は6,500万円の営業損失)、また結婚仲介事業は、売上高700万円(前年同期比64.9%増)、営業損失は300万円(前年同期は3,200万円の営業損失)となった。

 通期(2024年10月期)の業績予想としては、売上高は233億5,000万円(前期比6.2%増)、営業利益は21億3,000万円(同8.9%増)、経常利益は21億4,500万円(同7.0%増)、当期純利益は14億2,000万円(同5.9%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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