2024年11月22日( 金 )

ワールドHD、24年12月期中間決算は増収減益 通期も同予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)ワールドホールディングス(代表:北九州市小倉北区、伊井田栄吉代表)は、2024年12月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は1,108億500万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は23億5,800万円(同36.0%減)、経常利益は23億8,100万円(同34.7%減)、四半期純利益は7億3,700万円(同63.4%減)で、増収減益となった。

 セグメント別に見ると、主力のプロダクツHR事業では、売上高が531億2,100万円(同10.8%増)、セグメント利益は11億7,500万円(同28.8%減)となった。主な要因としては、昨年から継続する半導体業界の停滞感と、年初の能登半島地震や自動車業界における稼働停止等の影響があり逆境からのスタートとなったものの、各種業界への人員シフトなどを行うなど変化に柔軟に対応したことで増収、利益面において、人員シフトにかかるコスト増などで減益となったとしている。

 その他、不動産事業では売上高が136億3,400万円(同6.1%減)、セグメント利益は3億800万円(同75.6%減)となった。

 2024年12月期通期の連結業績予想は、売上高が2,520億8,500万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は90億300万円(同13.1%減)、経常利益は86億2,200万円(同15.9%減)、当期純利益は47億3,800万円(同23.6%減)で、増収減益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事