2024年12月22日( 日 )

【8/20~10/27】古美術の魅力を堪能「秋の名品展」、福岡市美術館にて

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 8月20日から10月27日まで、福岡市美術館1階の松永記念館室にてコレクション展「秋の名品展」が開催される。本展では、実業家であり茶人としても知られる松永安左エ門(耳庵)が収集した茶道具、仏教美術など重要文化財20点を含む371点のなかから、秋に相応しい作品が厳選して展示される。

 今回の展示の目玉は重要文化財《花籠図》。担当学芸員はこの作品について、「陶芸や絵画などにマルチな才能を発揮した尾形乾山(1663~1743)の絵画における代表作です。露を帯びた秋草をモチーフとして、秋の華やかさとはかなさをあらわしています」と紹介してくれた。

 展示会は、8月20日から10月27日まで開催される。なお、月曜日は休館日だが、祝日・振替休日である9月16日、9月23日は開館し、それぞれ翌日が休館となる。

 厳しい暑さが続くなか、古美術を通じ秋の訪れを先取りしてみてはいかがだろうか。

■EVENT INFORMATION

<日時>
8月20日(火)〜10月27日(日)
午前9時30分~午後5時30分
(金・土曜日は午後8時まで)
※9月16日(月・祝)、23日(月・振休)は開館し、17日(火)、24日(火)は休館
<会場>
福岡市美術館1階
コレクション展示室 松永記念館室
<観覧料>
一般200円、高大生150円、中学生以下無料
<URL>
福岡市美術館
https://www.fukuoka-art-museum.jp/

【岩本願】

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