2024年11月21日( 木 )

【耳より】九電工「ワンビル」移転で現本社跡地に注目

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 九電工が来春開業の「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」に移転することで、現本社(南区那の川)跡地再開発への関心が高まっている。九電工は「ライフスタイル」型ビジネス拠点の創出を目指すとしているが、今のところ計画概要は見えてこない。

 こうしたなか、地場建設業界関係者は自社ビルからの移転で固定費が増加する点に着目する。本社跡地利用で回収を図ると見立て、計画にオフィスビルを予想する。「いよいよとなれば、取引先など関係先の入居で回収を図ることができる」からだ。

 再開発は商業施設か集合住宅か、あるいはオフィスになるか。関係先はかたずをのんで動向を見守ることになりそうだ。

【鹿島譲二】

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