輝く未来をつくる上内電気 一緒にキャリアの未来を照らそう!

上内電気（株）

福岡の安全景観を支える

　上内電気（株）は1971年に福岡市で創業、76年に設立され、まもなく設立50周年を迎える。福岡県内を中心に屋外照明事業を主とし、福岡県警に認定された企業として交通信号機の施工などに従事。私たちの周囲の「安全な景観環境整備」に取り組んできた。

    長年にわたり磨いてきた技術。たとえば、2000年ごろから照明灯や信号機にもLED化の波が押し寄せ、省エネ化、小型化が進んだ。そこで同社はLED技術を取り入れたリユースLEDランプ「REMOKA工法」（国土交通省NETIS登録）を開発。これは照明器具本体と柱はそのままに、発光部分だけをLED化したもので、既存の設備を再利用することにより、コストとエネルギーの大幅な削減を実現させた。近年重視されるようになったSDGsの観点から見ても、重要な貢献をはたしてきたといえる。

    照明関連の施工例としては、博多リバレイン周辺照明灯、新北九州空港連絡橋道路照明灯、大濠公園能楽堂舞台照明、舞鶴公園天守台、粕屋町駕与丁公園の手すり照明、福岡市青果市場、粕屋町立図書館、福津市運動公園のLED化など、福岡で生活している私たちの周りには同社の手による設備・施設があふれていることが実感できるだろう。

　また、照明設備以外にも無停電電源装置、非常用発電機、高圧受変電設備などさまざまな電気設備に対応し、顧客の幅広いニーズに応えている。

技術を磨き、新たな挑戦を

　創業者は、技術やサービスをさまざまな意味でしん化（進化・新化・深化・伸化）させることの重要性を追求してきた。同社が誇るREMOKAのような技術もいずれは陳腐化していくとして、事業のしん化を追求し、事業領域を拡大すべく新たな挑戦を行っている。

　現在、蓄電設備、公園設備、充電設備、遠隔制御など、時代のニーズに合わせた新たな市場価値の創造を目指している。また、地元自治体にとどまらず、国や省庁の案件にも積極的に参画。培った技術力と企画・提案力を活かし、補助金の活用やリース提案を行うなど、総合的なコンサルティングにも取り組んでいる。

働きやすい職場環境

　福利厚生面では、産休、育休制度を充実させ、女性が働きやすい職場環境を整え、職場復帰を支援している。5月に出産した女性社員がいるが、同社員も復帰予定である。

　未就学児を育てている営業担当の社員は、保育園からの急な連絡で迎えに行かざるを得ないことが多いが、同僚との情報共有と引き継ぎをしっかり行うことで、仕事と育児の両立を図ることができているという。残業する日もあるが、基本的には定時に退社できるよう仕事の段取りを行っている。

　同社員は「会社が臨機応変に対応してくれるので助かっています」と話す。中小企業は社員が少ない分、出産・育児休暇や早退などにより迷惑を掛けないかと心配してしまうかもしれないが、むしろこうした融通を利かせられるのは少人数で、同僚、顧客との関係が近い中小企業の強みといえるだろう。

　変化が速い時代には、安定して働けることだけではなく、自身がいかに成長できるか、スキルを身につけられるかということも重視される。同社は「資格取得支援制度」を整えており、社員1人ひとりがキャリアを継続しやすい環境を提供している。

　別の女性社員は、「電気工事会社というと男性の職場というイメージがありますが、（当社は）性別関係なく、責任感をもって頑張れる職場です」と話す。このように柔軟な働き方を推奨する職場の文化があり、SDGsを意識してジェンダー平等、省エネ、省資源に貢献している。

未来のクリエイター求む！

　「新しい力が上内電気の未来をかたちづくるカギであり、20代、30代の若い才能を大いに歓迎します。私たちは常に礼儀正しく、約束を守り、感謝の心をもって業務に取り組む、プロ意識あふれる人材を求めています。未知への勇気ある挑戦を共にしませんか」（境公成社長）。

＜COMPANY INFORMATION＞
代　表：境公成（社長）
所在地：福岡市中央区舞鶴3-6-23
設　立：1976年4月
資本金：2,000万円
ＴＥＬ：092-731-5581
ＵＲＬ：https://www.kamiuchi.com