2024年11月21日( 木 )

イベント企画に強い決意で取り組み、地域と人に価値と感動を提供する

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

(株)シーアンドイー

(株)シーアンドイー 魚住昌彦代表
魚住昌彦代表

直方で音楽フェスを定着

 イベント企画・運営、海外進出支援などを行う(株)シーアンドイー。社名の由来はCommit(決意)とExcitement(感動)の頭文字。「決意をもって取り組み」「感動を提供できる」企業を目指して設立された。魚住昌彦代表取締役はそれまでイベント会社で勤務していたが、自身のやりたいと思ったことにスピード感をもってチャレンジしたいとの思いから独立した。

 2020年、直方市初の音楽フェスとなる「MAKE A MONOGATARI」を企画し、実施した。その後、遠賀川河畔の敷地という要素を世界観に盛り込もうと、花火も加えた。イベント業務経験を活かし、多くのアーティストが参加。地域住民、ライオンズクラブのメンバーらの協力を得て、地域では毎年晩夏から秋の時期の定例イベントに育った。昨年は8,300人が集まったが、魚住代表は1万5,000人を目標に掲げる。魚住代表は「継続が文化になります。10年続ければ誰もついてこられないものになります」と将来を語りつつ、5回目となる今年の開催に向け、地域住民や企業のさらなる協力を得るために奔走している。

海外との文化交流支援

 コロナ収束後、イベント事業で多忙となるなか、今後の可能性を大きく感じているのが日中文化交流の音楽イベントだ。

 今の時代、大手事務所に所属していなくても人気になるアーティストは多いが、海外に進出と思ってもルートがない。同社はライブ主催の経験に加え、中国とのコネクションを有し、中国籍社員もいることから、現地ライブの準備、SNSなどを活用した現地でのファンづくり、物販などにより海外展開をサポートできる。

 「文化交流に国の垣根はありません。人の心を惹きつけるアーティストがたくさんいます。中国で活動したいのであれば任せてほしい」と語る魚住代表。事業にリスクはあるものの、それだけに成功できればその意義は大きい、広く感動を共有するために、チャレンジをする構えだ。

 理念について聞くと、「出会った人々との縁を大切にすること」が大事と語る魚住代表。同社は今後も関わる人の笑顔をつくり出し、地域で価値を発揮し続けるだろう。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:魚住昌彦
所在地:福岡市博多区築港本町6-1福岡印刷会館4F
設 立:2018年5月
資本金:300万円
TEL:092-983-8111
URL:https://cande.jp

関連キーワード

関連記事