2024年11月23日( 土 )

訪日外国人消費額、1〜9月で5.9兆円 通年過去最高の5.3兆円をすでに上回る

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 16日、観光庁は訪日外国人の客数と消費額について1〜9月までの統計を発表した。

 訪日外国人の消費額は、1〜9月の累計が5兆8,582億円で、過去最高だった昨年の5兆3,065億円をすでに超えて、通年で過去最高を大幅に更新することが確実となった。7〜9月としては1兆9,480億円、前年同期は1兆3,801億円で41%の増加だった。

 1人あたりとしては、7〜9月の旅行支出は22万3,000円で、コロナ禍直前の19年同期と比べると16万3,000円と37%程度の増加となった。ちなみに、2019年9月の円相場は1ドル=107円程度で、おおよそ円の下落分、外国人消費額が増えたことになる。

 国・地域別にみると消費額が最も多かったのは中国の5,177億円、次に台湾の2,844億円が続いた。

 訪日外国人客数も1〜9月の累計は2,688万200人で、昨年1年間の累計2,507万人を上回ったことがわかった。

【寺村朋輝】

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