2024年11月14日( 木 )

大英産業 24年9月期決算は増収減益も、来期は増収増益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 13日、大英産業(株)(本社:北九州市八幡西区、一ノ瀬謙二代表)は、2024年9月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は370億9,700万円(前期比3.7%増)、営業利益は9億100万円(同11.8%減)、経常利益は6億4,700万円(同19.9%減)、当期純利益は4億1,300万円(同21.8%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、資材の高騰や金利上昇リスクに加え、住宅価格の高騰による買い控えなどの影響で、利益率が大幅に低下した点が挙げられる。とくに戸建事業では、高騰する建築原価を販売価格に転嫁しきれなかったことが影響した。また、建築原価の高騰にともなう販売単価の上昇が続いているなか、販売強化のための価格改定が行われたことで利益率が圧迫された。

 来期(2025年9月期)の業績予想については、売上高は392億3,400万円(前期比5.8%増)、営業利益は13億2,100万円(同46.6%増)、経常利益は9億2,200万円(同42.4%増)、当期純利益は5億7,000万円(同38.0%増)で、大幅な増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事