2025年01月15日( 水 )

岡野バルブ製造、24年11月期決算 増収増益

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 10日、岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野武治代表)は2024年11月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は81億6,900万円(前期比10.3%増)、営業利益は11億8,500万円(同46.0%増)、経常利益は12億8,300万円(同40.9%増)、当期純利益は11億200万円(同57.9%増)で、増収増益となった。

 決算要因としては、発電プラント用バルブの製造およびメンテナンス事業の好調が増収の要因で、とくに東海第二発電所や柏崎刈羽原子力発電所6号機・7号機、島根原子力発電所2号機へのバルブ販売や、福島第一原子力発電所の廃炉関連工事、女川原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の点検工事が寄与した。加えて、バルブ製造部門の要員をメンテナンス部門へ柔軟に配置するなど人的資源の有効活用が利益の増加を後押しした。

 同社は来期から決算期を9月期に変更することになっている。来期(25年9月期)の業績予想については、売上高は64億200万円、営業利益は5億2,800万円、経常利益は5億9,000万円、当期純利益は3億9,100万円を予想している。

【寺村朋輝】

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