ワールドホールディングス 2024年12月期決算 増収減益

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 12日、(株)ワールドホールディングス(本社:北九州市小倉北区、伊井田栄吉代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は2,422億2,600万円(前期比13.3%増)、営業利益は85億9,300万円(同17.1%減)、経常利益は85億5,100万円(同16.6%減)、当期純利益は49億8,100万円(同19.7%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、半導体業界における生成AIの普及やデータセンター投資の活発化にともなう高性能半導体関連の需要増加が売上高の伸長を支えた。一方で、汎用半導体の供給過多や自動車業界の稼働停止、能登半島地震などの影響が一部の事業において収益の伸び悩みを引き起こした。また、不動産価格の高止まりにより、不動産事業の売上が減少し、全体の収益を圧迫した。

 来期(2025年12月期)の業績予想については、売上高は2,814億3,900万円(前期比16.2%増)、営業利益は101億7,900万円(同18.5%増)、経常利益は93億5,600万円(同9.4%増)、当期純利益は53億8,900万円(同8.2%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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