プリントネット、25年8月期中間決算は大幅増益 利益率増へ方針転換

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 14日、プリントネット(株)(本社:鹿児島市、小田原洋一代表)は2025年8月期中間の非連結決算を発表した。それによると、売上高は44億9,798万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は2億5,278万円(同36.2%増)、経常利益は2億5,385万円(同33.4%増)、四半期純利益は2億3,261万円(同300.4%増)で、減収ながら大幅な増益となった。

 決算要因としては、ネット印刷通信販売事業において利益率を重視した方針転換により、大口得意先向けの売上は減少した一方で利益率が大きく改善したことにより大幅な増益となった。加えて、コスト削減を目的とした生産性向上や品質管理体制の強化、地域貢献活動による企業イメージ向上の取り組みも奏功した。

 通期(25年8月期)の業績予想については、売上高は94億200万円(前期比1.0%増)、営業利益は5億1,600万円(同15.2%増)、経常利益は5億2,200万円(同14.6%増)、当期純利益は3億1,800万円(同51.5%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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