2024年12月22日( 日 )

うなぎダイニング松田 うなぎダイニング松田、創業大正8年老舗の味を福岡で

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川下りで有名な日本三大急流のひとつ球磨川が東西に貫流する熊本県南部の人吉。この地に創業1919年の老舗「松田うなぎ屋」がある。伝統に培われた技と味で、美味しいうなぎ料理と和食を提供してきた。その伝統の味を、博多の西中洲で堪能できるのが「うなぎダイニング松田」である。
 「従弟が福岡でうなぎ屋をやりたいということで、焼き手として人吉から呼ばれました」と語るのは、「松田うなぎ屋」店主のご子息、松田茂さん。地元では家業を手伝う傍ら「人吉俥屋疾風之會(ひとよしくるまやかぜのかい」を立ち上げ、人力車を引いて人吉城跡や焼酎蔵などの観光スポットを案内する
町おこしに貢献していた。また人吉市議会議員として市政に携わった経験を持つ。

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ここ福岡でも、うなぎの創作料理と和食を、一品からコース料理まで、厳選したこだわりの食材で提供している。
 「うなぎの性質によって蒸すこともありますが、松田のうなぎはタレを付けて炭火で地焼き(じやき)するのが基本です」。うなぎを切って櫛打ちにはせず、うなぎ用炭焼台で1本のまま焼いていく。何度も返しながらじっくりと炭火で焼きを入れるのだが、この加減も長年の経験がないと難しい。仕上げに、初代から伝わる秘伝のタレを付けて焼き上げると、芳ばしい蒲焼ができあがる。

 うなぎの調理は簡単ではない。焼きや裂き、またうなぎの見極めが非常に難しいという。「水や空気が違うので、松田の味を完全には再現できませんが、限りなく近い形で提供しています」と、松田さんは言う。身はふっくら、パリッとした皮が芳ばしい「白焼き」や、蒲焼を卵で包んだ「う巻」、といった定番はもとより、「うなぎのテリーヌ」「うなぎアボガド」など創作料理が酒の肴にぴったり。うなぎに合う日本酒やワイン、そして人吉から取り寄せた、とっておきの球磨焼酎が常備されている。また、松田の蒲焼はタレが軽く上品な味付けなので、〆にうな丼が美味しくいただける。

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 うなぎは、コラーゲンやミネラルが豊富で、高たんぱく低カロリー。健康志向の男女や美容にこだわる女性に嬉しい食材である。忘年会や新年会などの会食に、ぜひ選んでほしいお店だ。また「うなぎダイニング松田」では、年末年始に向けて寿司やう巻が入った限定30セット「年越しうなぎの宝石箱」の予約も受付中である。

 

 

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<INFORMATION>
うなぎダイニング松田
住 所:福岡市中央区西中洲3-1 デルタウエスト2階
営業時間:午後5時~午後11時(ラストオーダー午後10時)
定休日:日曜日
TEL:092-985-2381
URL:http://matsuda-unagi.com/

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