絵画、一人演劇と1つの分野にとどまらず活動し、ニューヨークに加え、ドバイへも活躍の場を広げようとしている異色の芸術家・中島淳一氏が8月に中国・北京市で個展を開催する。中島氏は昨年来福岡アジア美術館で個展を2回開催したほか、ドバイでも個展の準備を進めるなど、精力的に創作活動を続けている。
中国に関しては、日中国交正常化50周年を迎えた2022年には中国大使館に作品「日中の夜明け」を寄贈しているほか、今年5月に江蘇省蘇州市でも個展を開催するなど、中国側関係者の間で認知度を高めており、今回いよいよ首都北京での開催となる。なお中国大使館への作品寄贈は、中国で縁起が良いとされる赤色にライトアップし旧正月（春節）を祝う「東京タワーレッドライトアップ」に合わせたもの。同イベントは19年に始まり、今年7回目が実施されている。
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日中国交50年 芸術家・中島淳一氏が『日中の夜明け』を中国駐日大使館に寄贈
東京タワーレッドライトアップ（2022年）
【茅野雅弘】
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