サイタホールディングス、25年6月期決算は増収減益 来期は減収減益予想

 18日、サイタホールディングス(株)(本社:福岡県朝倉市、才田善之代表)は2025年6月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は78億4,100万円(前期比67.7%増)、営業利益は9億8,600万円(同405.2%増)、経常利益は9億6,500万円(同23.3%増)、当期純利益は4億8,800万円(同31.6%減)で増収減益となった。

 決算要因としては、建設事業における受注拡大と工事原価削減が増収増益に寄与した。また、建材事業でも新製品開発と積極的な営業活動の展開により売上、営業利益どちらも大幅に伸長した。一方で酒類事業は減収となり、4,000万円の営業赤字を計上した。

 来期(26年6月期)の業績予想については、売上高は76億5,000万円(前期比2.4%減)、営業利益は5億8,000万円(同41.2%減)、経常利益は5億8,000万円(同39.9%減)、当期純利益は3億3,000万円(同32.4%減)で、減収減益を予想している。

【岩本願】

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