確かな物件力と堅実経営で業界を牽引 個の営業力に依存せず仕組みで勝つ|アイケンジャパン

<COMPANY INFORMATION>
(株)アイケンジャパン

代 表:中島厚己
所在地:福岡市中央区大名2-6-50
    福岡大名ガーデンシティ7F
設 立:2006年8月
資本金:1億円
TEL:092-739-6658(人事・総務部)
URL:https://aikenjapan.jp


 賃貸アパート・マンションの企画・販売から設計・施工、管理までを一気通貫で担い、入居率99%超と業界トップ水準を維持する。数字が示す堅実経営には、個の営業力に依存しない高い商品力と垣根のない温かな社風がある。データと組織が機能する仕組みで明るい未来を切り開く。

【目次】

営業の腕に依存しない
売れる仕組みづくり

 (株)アイケンジャパンは、「堅実なアパート・マンション経営」を理念とし、全国に拠点を構え、成長している不動産企業である。不動産業界では営業担当者の力量が業績を左右することが少なくない。

 会長の中島厚己氏は「担当者の営業手腕だけに依存すれば、売れるものならどんな物件でも良いから販売しようとしてしまい、物件の質に差が生じて、信用を失ってしまう恐れがある。そのため、誰が担当しても安心して提案できる商品の標準化が重要である」と話す。

 そこでアイケンジャパンでは「営業の腕だけに依存しない仕組みづくり」を徹底し、安定した成果を上げ続けている。

3階建てで収益性が高いレガリストシリーズ
3階建てで収益性が高いレガリストシリーズ

    創業以来掲げる「堅実なアパート経営」に加え、2024年からはRCマンションも手掛ける。社会人女性を主要ターゲットに据え、土地の選定、入居者目線に立った間取り、防音性や耐震性に優れた構造などを取り入れ、築年数が経過しても入居率99%超・収益稼働率®99.0%(25年6月末時点)という業界トップ水準の高い数値を維持する物件を提供し続けている。独自指標である”収益稼働率®”とは、新築満室時の年間家賃収入を100%とし、実際の収入がどれほど確保できたかを経年で示すもので、アイケンジャパンではこの数値が99.0%と非常に高く、物件を所有するオーナーの安定した収益を証明している。

 また、営業部の社員と同等数の設計士を自社に抱える内製化戦略により、他社では難しい施工計画やプランの提案が可能となっていることも、支持を集める理由の1つになっており、これらの商品の品質と実績がブランド力を高め、個の営業力に依存することなく、顧客が安心して契約できる環境を整えている。

 こうした「仕組み」を支える基盤として注力しているのがDX化だ。25年9月現在、全国の主要都市を中心とした12エリアと台湾の計13拠点を構えるアイケンジャパンでは、営業活動や顧客情報をシステム上で管理。過去の細かい商談内容のすべてを即座に把握でき、担当者の異動などにともなう引き継ぎに際しても、顧客対応の質を落とすことなく事業を継続できる点が大きな強みになっている。

独自に掲げるアパート経営の新基準。築16年目までの収益稼働率実績
独自に掲げるアパート経営の新基準。
築16年目までの収益稼働率実績

誠実な社員が輝く
垣根のない温かな社風

 アイケンジャパンの職場環境は、「働きやすさ」「人を大切にする姿勢」を前面に打ち出し、社員が安心して力を発揮できる企業風土が根付いている。

 新卒社員の定着率は極めて高く、毎年10名規模で継続採用を行っているが、入社から3年間の退職者はほとんど出ていない。さらに、中途採用の人材は不足している部門に適宜補充を図る。他業界からの転職者も数多く活躍しており、多様な経験や視点が新たな価値を生み出している。

 働きやすさを裏付ける高い定着率の背景にあるのは、「真面目で素直な人材が報われる会社」を目指した人材採用の方針だ。求めるのは抜きん出た営業力や派手な経歴ではなく、第一に「真面目で素直」であること。このシンプルな基準こそが、働きやすい環境づくりにつながっている。

 これらを実現できる背景には、部署間の垣根がないフラットな組織体制にある。さらに、目立たなくてもコツコツ努力を重ねる誠実な人柄の社員が正当に評価され、困ったときには同僚が自然と手を差し伸べる習慣が当たり前に定着しているのも特徴だ。結果として、社員の定着率が高まり、オーナーや入居者への誠実な対応にもつながっている。

変化を恐れず
100年続く企業に

中島厚己会長
中島厚己会長

    グループ売上高500億円を中期目標に掲げ、M&Aも念頭に成長を図る考えであるが、実は長期的な事業計画はあまり意識しないようにしているという。その理由を中島会長は「刻々と変化する世界情勢や想定外の自然災害など、経営者は常に決断を迫られている。そんなとき、自らの計画に縛られて機会を逃すことは避けたい。上振れのチャンスも突発の危機もあることを前提に、刻々と変化する状況に臨機応変に対応することが最大の攻めであり守り」と話す。

 その考えに至ったきっかけは、11年に発生した東日本大震災の影響による現場の混乱に加え、同時期に行われた行政方針の変更により主力商品であった「1K+ロフト」が封じられ、創業以来の危機に直面したことだった。しかし、1LDKへの即時転換で難局を突破した経験から、情勢の変化に合わせて“商品そのもの”を変える胆力を身につけた。

 すでにグループ会社には建設・売買仲介・分譲住宅、他には保険・洋菓子などが連なり、不動産・建築の価値連鎖を内製で完結できる体制が整いつつある。アイケンジャパンのブランド力×設計・管理×データ活用を武器に、経営陣の柔軟な思考と垣根のないフラットな社風で持続的な成長を目指す。

 さらに「変化・挑戦を恐れない気持ち」を社員1人ひとりが共有することで、10年、20年先はもちろん、100年続く企業へとさらなる進化を遂げようとしている。


<求人情報>
(株)アイケンジャパン

(株)アイケンジャパン業 種 :不動産業
職 種 :営業職・不動産管理職・設計/建築施工監理職
勤務地 :福岡・東京・名古屋・横浜・大阪・仙台・熊本・広島・岡山
採用担当:家令・堀・佐藤・中山
TEL :092-739-6658
採用ページ:https://aikenjapan.jp/recruit/

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