福祉施設や保育園にケーキのプレゼント～拳和警備保障

　23日、福岡市に本社を置く拳和警備保障から、福岡市内の母子支援施設や保育園にクリスマスケーキがプレゼントされた。拳和警備保障は空手７段の石松剛代表をはじめ、武道家が集う警備会社。事業が軌道に乗ると社会還元を開始した。

　04年から盲導犬活動への寄付など奉仕活動を行い、08年からは毎年母子支援施設にウナギとクリスマスケーキのプレゼントを続けている。今回は贈呈先に保育園・託児所「リトルワールド・ぎおん園」（博多区祇園）も加わり200個以上のケーキが子どもたちに贈られた。24時間保育の同園では直接受け取れなかった園児らにも職員を通じてプレゼントされた。

　権藤光江代表は「石松社長のご配慮でクリスマスケーキを子ども達に配ることが出来て本当に感謝しております。みなさんに集まっていただき、今回の主旨と石松社長の想いをお伝えさせていただきました。どんな環境の子ども達にも楽しいクリスマスを過ごしてもらいたいという想いと、このケーキを通じて親子のコミュニケーションの時間をつくっていただきたいと願い、お配りさせていただきました。 お話を聞いてくださった保護者の方からは、将来、子どもには石松社長のような優しい気持ちを持った素晴らしい大人になってもらいたいというお言葉もいただきました」と謝意を示した。

　石松氏は「財政的に苦しい時期もありましたが、こうした子供の笑顔を励みに、ここまで続けることができました」と思いを語った。