日本と台湾のプロ野球選手による野球教室が12月10日、台北の天母棒球場で開催され、千葉ロッテの井口資仁選手や、西武の郭俊麟投手、ロッテの陳冠宇投手、台湾プロ野球リーグからは中信兄弟、エレファンツに在籍する元阪神の林威助選手が参加した。この野球教室は、毎年、井口選手と共に自主トレを行い、親交の深いホークスの李杜軒選手らの呼びかけで企画された。球場には数十人の小中学生が参加し、台湾に集結したスタープレーヤーから、打撃や投球フォームに関する指導を受けた。
井口選手は台湾メディアの取材に対し、「台湾の選手は日本と変わらないくらいのレベルで、自分自身も台湾の選手と触れ合うことを楽しみにしている。今後も台湾に来て、野球を通じた交流を深めていきたい」と述べた。
陳冠宇投手は「台湾人学生に指導を行っていると、時おり、日本語と中国語の野球用語が混ざり、奇妙な感覚になる」と会場の笑いを誘い、郭俊麟投手もそれに同調した。
日本での生活が長く、台湾に戻ってプレーしている台中市出身の林威助選手は「私自身、日本で7年間、学生時代を過ごしており、台湾の学生達に指導する際にも役に立つことがあると感じている。とても有意義な活動に参加できた」と話した。
【杉本 尚丈】
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