地域に根差し70年 技術と信頼を重ねる建設企業|松山建設

<COMPANY INFORMATION>
松山建設(株)

代 表:松山孝義
所在地:福岡市中央区高砂2-24-23
設 立:1956年9月
資本金:4,000万円
TEL:092-533-0001
URL:http://matsuyama-k.co.jp


 松山建設(株)は、土木と建築を両輪とし着実に事業を積み重ねてきた。創業70年を迎える歴史のなかで、確かな技術と実績を基盤に堅実な経営を続ける。高速道路や新幹線、空港整備といった大規模インフラから、公共施設や商業施設、集合住宅まで幅広い領域を担い、福岡を代表する建設企業の一角として存在感を示している。

【目次】

技術力の積み重ねと
多彩な施工実績

 松山建設は1956年創業。築上町で小松組として始まり、71年に松山建設工業(株)となり、87年に本社を福岡市に移転して、96年に現在の松山建設(株)へ社名を改めた。創業当初から変わらず大切にしてきたのは「堅実な仕事ぶり」であり、派手な成長よりも確実な成果の積み重ねが現在の地位につながっている。

 松山建設の事業領域は幅広い。道路舗装や橋梁、港湾、浚渫、上下水道、ダム、トンネルなどの土木工事はもちろん、商業施設や集合住宅、医療・介護施設、学校や図書館といった教育施設など建築分野にも実績を広げてきた。高速道路や都市高速、新幹線関連工事、空港滑走路の補修など、九州全体の交通・物流インフラを支える案件に数多く関与していることも特徴である。

築上町の新図書館「築きのもり」
築上町の新図書館「築きのもり」

    近年の代表例として挙げられるのが、2025年9月に完成した築上町の新図書館「築きのもり」だ。隈研吾建築都市設計事務所が設計を手がけ、地域材をふんだんに活用した木質感豊かな建物を松山建設が施工した。単なる箱型の公共施設ではなく、町の文化拠点として長く利用される建物を、地元企業が技術力をもってかたちにした点は象徴的だ。

 加えて、都市型プロジェクトとして注目されたのが「NOT A HOTEL FUKUOKA」だ。福岡市の中心部に立地し、ホテルとレジデンスの境界を超えた新しいスタイルを提案する施設で、外観・内装ともに洗練されたデザインが特徴だ。

NOT A HOTEL FUKUOKA
NOT A HOTEL FUKUOKA

 新しいライフスタイルを具現化したこの建物は、松山建設にとって従来の住宅や商業施設とは異なる挑戦を意味した。高級感を保ちつつ快適性や安全性を担保するためには、高精度の施工技術や多様な協力会社との調整力が不可欠だが、松山建設はこの先進的なプロジェクトでデザイン性と機能性の両立を実現させ、施工段階では最新の建材や施工技術を導入し、厳しい品質基準に対応しながらも工期を守り抜いた。外観の意匠性だけでなく、居住者や利用者が日々安心して過ごせる空間を実現した点に、同社の技術と誠実さが表れている。

信頼を裏付ける評価と
地域への貢献

松山孝義代表
松山孝義代表

    松山建設の強みは、単なる施工能力にとどまらず、第三者による客観的な評価に裏打ちされている点だ。九州地方整備局が実施する工事成績評定では、20~25年度にかけて6年連続で優秀企業ランキング1位を獲得。

 さらに福岡市の工事成績優良業者でも6年連続で選ばれ、安定した品質と安全管理が行政から高く評価されており、長期的に信頼を積み重ねてきた証といえる。また、24年には、代表取締役が国土交通大臣より建設事業関係功労者として表彰を受けた。公共インフラ整備を長年にわたり支えてきた功績が、国レベルで認められた格好だ。

 松山建設はまた、地域貢献活動を積極的に展開している。社員が毎週定期的に地域の清掃活動に参加しているほか、近年には「災害復旧支援特別評価制度」を導入。地域活動や社会奉仕に従事できる仕組みを整え、社員1人ひとりが地域に関わる姿勢を後押ししている。

 環境対策への取り組みも顕著だ。社内照明のLED化や空調設備の更新など省エネ対策を進め、「エコ事業所」として認定を受けた。さらに福岡県の「プラごみ削減協力店」に登録されるなど、脱炭素や資源循環といった課題にも対応している。

人を育てる社風と
次代への展望

 松山建設の社員数は60人余りと決して大規模ではない。だが少人数だからこそ、1人ひとりが現場で幅広い役割を担い、多面的なスキルを身につけることができる。新卒採用は毎年数名程度だが、入社後には徹底した現場教育が行われ、若手技術者が短期間で実力を伸ばす環境が整っている。

 また、同社は他の中小建設業に先がけ20年4月より完全週休2日制度を導入し、働きやすさの向上を図っている。15年からは毎年4月に決算賞与を支給しており、25年度で11年連続となった。これにより年3回の賞与支給が定着し、社員のモチベーション向上にもつながっている。

 同社が重視してきたのは、技術だけではなく人間的な信頼関係だ。代表は「ひと声かける」「ひと手間かける」といった小さな配慮を社内で繰り返し強調してきた。現場作業は多くの協力会社や住民との接点があり、その積み重ねが安全性や品質に直結する。細やかな気配りを社風として根付かせることで、現場全体に安心感が広がり、結果的に顧客や地域社会からの信頼につながっている。

 建設業界全体は人口減少や人材不足、老朽インフラの維持更新といった課題に直面している。松山建設も例外ではないが、同社はこれをむしろ新たな成長機会と捉えている。福岡都市圏では今後も再開発や公共施設の更新が相次ぐ見通しであり、これまで培った技術力と信頼を基盤に、新たな需要に対応する余地は大きい。

 創業から70周年を目前に控えた今、松山建設は「堅実さ」と「進化」の両立を掲げる。確実な仕事を積み重ねてきた歴史を礎にしつつ、次代の建設業が直面する課題に挑み続ける姿勢こそが、同社の最大のブランド価値といえるだろう。


<求人情報>
松山建設(株)

松山建設(株) 求人情報業 種 :総合建設業
職 種 :施工管理
勤務地 :本社(福岡市中央区高砂2-24-23)
     京築支店(福岡県築上郡築上町大字椎田885)
採用担当:総務部 武石
TEL :092-533-0001
採用ページ:http://matsuyama-k.co.jp/recruit/

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