スターフライヤー、26年3月期決算 増収営業増益も為替差損で最終益77%減

 4月30日、(株)スターフライヤー(北九州市小倉南区、町田修社長)は2026年3月期決算を発表した。それによると、売上高は447億9,500万円(前期比4.4%増)、営業利益は13億8,900万円(同12.9%増)、経常利益は6億8,400万円(同64.6%減)、当期純利益は4億3,400万円(同77.4%減)となった。

 旅客需要の回復や輸送力拡大が増収を支えた。提供座席キロは16億3,500万席km(前期比2.1%増)、有償旅客数は165万4,000人(同3.9%増)、座席利用率は81.6%と前期から1.9ポイント上昇した。福岡―仙台線の新規就航や臨時便・国際チャーター便の運航も寄与した。

 収益面では、定期旅客運送収入が444億9,000万円(前期比4.9%増)となり、航空運送事業収入全体では446億8,800万円(同4.5%増)だった。一方、附帯事業収入は1億700万円(同17.3%減)となった。

 営業利益は増益となったものの、経常利益以下は大幅減益となった。主因は営業外費用として計上した為替差損5億2,600万円で、ファイナンス・リースで取得した航空機に係る外貨建て債務が円安進行の影響を受けた。

 27年3月期の業績予想は、売上高478億6,000万円(前期比6.8%増)、営業利益6億6,000万円(同52.5%減)、経常利益6億1,000万円(同10.9%減)、当期純利益6億円(同38.2%増)を見込む。9月には北九州―台北(台湾桃園)線の運航再開も予定している。

【寺村朋輝】

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