新日本科学(鹿児島市)、平間英之氏が代表社長に昇格、永田良一氏は会長専任へ

 前臨床試験受託(CRO)大手の(株)新日本科学(本店:鹿児島市、東証プライム)は4月30日、代表取締役の異動および役員人事を発表した。永田良一代表取締役会長兼社長が6月26日付で代表取締役会長に就き、新たに平間英之氏が代表取締役社長に就任する予定だ。

新社長は元みずほ・楽天グループ出身

 新たに社長へ就く平間氏は1977年生まれ。2000年に日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)へ入行し、04年に新日本科学へ入社した。09年にはハーバード経営大学院を修了。その後、SNBL USA Inc.取締役上級副社長兼CFO、同社執行役員、取締役、常務取締役などを歴任した。さらに19年には(株)GEMSEKI代表取締役社長、21年には楽天(株)(現・楽天グループ(株))へ入社し、23年から楽天シンフォニー(株)取締役副社長COO兼CSOを務めていた。外部での経営経験を経て古巣へ復帰し、トップに就くかたちとなる。

 新日本科学は、医薬品開発支援を主力とする国内有力CROで、米国事業やトランスレーショナルリサーチ(TR)、再生医療関連分野など成長領域への投資も進めている。近年はグループ再編や新規事業育成も進めており、創業家による求心力と、外部経験を持つ経営人材の執行力を組み合わせる布陣といえる。

【寺村朋輝】

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