LC仲間に支えられ高濃度酸素カプセルの営業も順調

（株）スリーエイト　代表取締役　山口　ナルミ

<

「展示会が仕事場」と語る山口ナルミ氏

　健康機器・器具の販売を通じて、社会貢献を志す（株）スリーエイト代表取締役、山口ナルミ氏は「展示会場が自分の職場」。全国各地で開かれる展示会に足を運び、商品のよさをお客様に直接体感してもらいながらの展示会営業を行う。
　先日、福岡市内のマリンメッセで行われた「アイラブホームフェア2016in福岡」（主催：越智産業（株））でも、もっとも力を入れている純日本製の高濃度酸素カプセルなどの展示体験会を行った。

　山口代表は昨年、国際的な奉仕団体であるライオンズクラブに入会した。所属は福岡博多ライオンズクラブ。「（ライオンズクラブでの）活動は本当に楽しい。入会してよかった」と笑顔で語る。

　個人起業した山口代表にとって、信頼できる仲間の存在はかけがえのない財産だ。今回の展示会初日にも、所属するライオンズクラブの仲間たちが訪れ、酸素カプセルを体験してくれた。起業当初からの願いである自社ショールームも、ライオンズクラブ仲間へ相談、協力を得ながら物件を探すなど、実現に向けて確実に歩みを進めている。

<

高気圧酸素カプセル

　カプセルは閉塞感がともなうと思われがちだが、実際に機器内に横たわってみたところ、スペースが十分あってリラックスできる。酸素に高い気圧を掛けて高濃度にしたカプセルの中に30分ほど横たわる仕組みだが、直接酸素を吸引する装置も付いている。また空気清浄機がついているので、お気に入りのアロマを焚くこともできる。スマートフォンなどの利用も可能だ。

< エアコン室内機でカプセル内の温度を調整

< 直接吸引も可能

　酸素は疲労物質を分解する働きがあり、リフレッシュ効果があると聞いていたが、確かに体験した後は体が軽くなったように感じた。「認知症の予防、改善も期待できるというデータが出ています」と山口代表。ドライヤーよりも電気代が安く、ランニングコストが掛からないなど、導入しやすい面もある。営業先として見込んでいるのは病院、介護福祉施設など。同機の設置によって高齢者の健康維持を促したい考えだ。そのほか、同展示場では酸素カプセル以外にも、骨盤矯正ベルトや浄化水装置も紹介されていた。

<

カプセル以外の商材もあり

　酸素カプセルの愛用者には激しい運動を行うアスリートも多いが、山口代表は高齢社会の日本で、より多くの人々が健康的な生活を送る未来社会に貢献したいという思いで、酸素カプセルの普及に務めている。社会奉仕という理念を同じくするLC仲間たちに支えられ、年内には自社ショールームを持ちたいと、山口代表は夢を膨らませる。

【黒岩　理恵子】

＜COMPANY INFORMATION＞
（株）スリーエイト
代表取締役：山口 ナルミ
所在地：福岡市南区清水3-17-16-1F
ＴＥＬ：092-555-4948
ＦＡＸ：092-555-4958