【倒産】(株)ヒカリ(福岡市博多区) 各種シート製造卸

破産手続申請準備中  
負債総額約2億4,900万円

 (株)ヒカリは10月2日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して破産手続き申請の準備に入った。

 担当は西村浩二弁護士(野中・西村法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-27、電話092-781-3726)。

 同社は1931年6月創業、66年4月法人化。福岡市博多区に本社を置き、佐賀県多久市の自社工場で、防音シート、防炎シート、防炎メッシュシートのほか、シルバーシート、断熱シート、トラックシートなど幅広い製品を製造・販売していた。特注品にも柔軟に対応することで定評があり、九州を中心に全国へ販路を形成していた。

 2016年9月期には年売上高約3億8,900万円を計上していたが、その後は海外製の安価な既製シートの流入によって価格競争が激化。農業関連市場などの需要低迷もあり、受注は減少傾向で推移した。

 自社工場の維持費負担に加えて、人件費や資材価格の上昇にも収益を圧迫され、さらにはナフサ不足にともなう原材料の調達難も重なった。25年9月期の年売上高は約1億7,200万円まで減少し、4期連続で最終赤字を計上。ファクタリング会社を譲受人とする債権譲渡登記がなされるなどして資金繰りの不安定さが顕在化するなか、債務超過額は約1億3,500万円にまで拡大するなど財務内容も悪化し、事業継続が困難となった。

 負債総額は判明する25年9月期末時点で約2億4,900万円だが、今後変動する可能性がある。


業 種:各種シート製造卸
所在地:福岡市博多区
設 立:1966年4月
資本金:2,500万円

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