営業力を高め自社から企画商品を発信、夢の未来実現に向けて日々前進
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(株)未来図建設 代表取締役 菅原 正道
優れた営業力を持つ人材が地域を豊かにする
(株)未来図建設――この社名には、菅原社長が大切にする理念が託されている。「大切なのは、夢のある未来図を描き、実現に向けて前向きに諦めず、可能性を信じてチャレンジすること」。この思いが結集したものが、「未来図建設」という社名だ。
同社が描く未来図とは、福岡を中心とした営業エリアにより良い建築物を提供し、地域生活を豊かにするというもの。その実現に向けて地場総合建設業として、中高層ビル・マンション、商業・公共施設、ガソリンスタンド建設および戸建住宅の設計、施工など、さまざまな建築物を手がけてきた。
創業114年目という老舗企業でありながら、新たな工法などのソフト開発や、建築物における先進的なデザインを積極的に取り入れるなど、技術向上と時代のニーズに応えることを実践している。
新たな価値創造のために全社一丸となって日々邁進する姿勢は、今後も今まで同様変わらない。「社員の向上心を高めるには、まず自分から日々研鑽し、信頼・信用を築き、社員全員の導き手とならなくてはならないと思います」と菅原社長。常に人間力を高めようという社員1人ひとりの積み重ねが、地域を豊かにする。菅原社長はそう確信している。
大きな環境は小さな暮らしの集合体
質の高い営業力は、激変する社会情勢の下にあっても強い力を発揮する。建築物の提供に関しても、請負物件だけでなく、「企画→設計→施工→販売→管理」までワンステップで行うオリジナル企画商品の提供を可能にする。
たとえば同社の戸建住宅事業には、未来図建設オリジナル家づくりシステム「M-collection」(M-コレクション)という事業がある。これは同社ならではの設計思想をコンセプトに持つ「チーム未来図」が企画し、「豊かな生活」を過ごすための住宅を提供するというもの。また日本最大級の建築家ネットワーク、「アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)」とのコラボ事業を行うことで、先進的なデザインなども積極的に取り組んでいる。
永続きできる関係性が未来をつくる
大型建築物の請負事業が主である同社にとって、戸建住宅事業は一事業部門ではあるが、「住宅の企画センスを磨くことは、大型建築物の質を高めることにもつながります」と菅原社長は言う。質を高めたいという熱意があれば、技術は部門の壁を超えて影響を与えるのだ。マンションのような大型建築物も、突き詰めていけば小さな住宅の集合体だ。戸建住宅で得たノウハウが、大型建築物等の施工にも良い影響を与える。また広く大きな未来図を描くにしても、その構成単位は個々人の豊かな暮らしによるものだ。どんなに時代が変わっても、人の営みの本質的な部分は変わらない。だからこそ菅原社長は、企画商品にも力を入れている。
社員に対して、日頃から愛情と感謝の気持ちで接することで篤い信頼関係ができる。お客さまに対しても良い仕事を提供し、地域の人々にも喜んでいただける。また協力会社の方たちとも固い信頼関係を結んでいる。そして夢のある未来づくり―これから福岡市場に同社の理念が浸透した建築物を増やすという構想自体が、菅原社長の提言そのもののように思える。
※記事内容は2015年8月31日時点のもの
<COMPANY INFORMATION>
(株)未来図建設
代 表:菅原 正道
所在地:福岡市南区野間2-7-1
設 立:1952年11月
資本金:9,900万円
TEL:092-511-1311
URL:http://www.miraizu.co.jp/<プロフィール>
菅原 正道(すがはら まさみち)
1954年3月、福岡市生まれ、福岡大学卒業。79年4月、(株)福岡金子組(現・(株)未来図建設)に入社し、常務取締役に就任。91年1月、同社取締役副社長を経て、93年11月、同社代表取締役に就任。法人名
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