室町ケミカル、中間期業績を上方修正 医薬品原薬や半導体関連が好調、経常益は2倍に

 室町ケミカル(株)(福岡県大牟田市、青木淳一社長)は10月15日、2027年5月期第2四半期(中間期)の業績予想を上方修正した。医薬品事業で輸入原薬の販売が想定を上回ったほか、化学品事業で半導体関連市場の活性化を背景に高付加価値製品の販売が順調に推移した。

営業利益は66.7%増へ上方修正

 修正後の中間期業績予想は、売上高35億円(従来予想33億円)、営業利益2億5,000万円(同1億5,000万円)、経常利益2億4,000万円(同1億2,000万円)、中間純利益1億6,000万円(同9,000万円)となった。

 一方で、前年同期実績は売上高36億8,100万円、営業利益3億4,900万円、経常利益3億3,600万円、中間純利益2億2,400万円で、今回の修正予想でも利益水準は前年同期を下回る見通しだ。

輸入原薬、半導体関連がけん引

 上方修正の主因は、医薬品事業で輸入原薬、とくに抗てんかん薬用原薬と抗ヘルペスウイルス薬用原薬の売上が当初想定を上回って推移したこと。加えて、化学品事業では主力のイオン交換樹脂の売上の一部が前倒しとなった。さらに、半導体関連市場の活性化を背景に高付加価値製品の販売が順調に推移。一時的な需要も取り込んだことで、売上高、利益とも従来予想を上回る見込みとなった。

 一方、今回の上振れには売上計上時期の前倒しや一時的な需要による影響も含まれる。このため、27年5月期通期の業績予想については現時点で変更せず、従来予想を据え置いた。

【寺村朋輝】

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