2024年11月22日( 金 )

女性の生み出す力で新クラブ結成

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337-A地区2R2Z 福岡花ライオンズクラブ 元会長
プロスガードシステム(株) 専務取締役 松山 廣子 氏

337-A地区2R2Z 福岡花ライオンズクラブ 元会長 プロスガードシステム(株) 専務取締役 松山 廣子 氏<

337-A地区2R2Z 福岡花ライオンズクラブ 元会長
プロスガードシステム(株) 専務取締役 松山 廣子 氏

 女性だけで構成されている福岡花ライオンズクラブ(以下LC)は、非常に華やかで活気があるクラブだ。337-A地区では初となる女性ガバナー松井和子氏を輩出した実績を持つ。また昨年、新クラブの「福岡太陽LC」を結成させたことも、画期的なことだった。全国的に退会者や廃止クラブも多いなか、新クラブの発足は非常に貴重なことであり、女性の「産み出す力」が結集したかたちとなって注目された。この新クラブ結成に尽力したのが、福岡花LCの松山廣子氏である。

 「昨年2月28日に、福岡花LCの15周年記念事業として、福岡太陽LCを結成しました。地区元ガバナーの松井和子さんが、任期中、会員増強に大変力を注がれ、若い会員が活動できる場として『福岡ひまわり支部』を立ち上げられました。これが福岡太陽LCの前身となります」(松山氏談)。

 しかし、福岡ひまわり支部には課題があった。30~40代の会員は働き盛り。「奉仕活動をしたい」「社会に貢献したい」と思っていても、日常は仕事で忙しく、休日は家庭が中心となるため、活動の幅が狭まる。支部の連絡員を務めていた松山氏は、若手会員の現実的な問題に直面し、自問自答を繰り返した。若い会員の夢と希望の明かりを消さないためにはどうすれば良いか…。

 そこで、彼らのライフスタイルに合わせた活動ができる新クラブを結成しようと決意。福岡花LC昨年度会長の蒲地昭子氏や地区元ガバナー松井氏に、結成趣旨と計画案を相談し、快諾を得た。新しいLCを結成するには、20名以上の会員数確保や親クラブの支援、地区ガバナー承認などの条件を満たす必要がある。松井氏をはじめ他のクラブ会員らの協力も得て条件をクリアし、福岡花LCから転籍者6名、新会員20名の計26名で、福岡太陽LCを結成。若手会員主体の男女混合クラブが誕生した。

 「福岡花LCから転籍した新郷桂子さんが、第1期の会長を務めています。ベテランが若手を育成しながら活動できるクラブとなりました。若い会員の方は、社会でも第一線で活躍している人ばかり。時間を割いて労働アクティビティに参加されています。皆さん、ボランティア精神に溢れ、とてもエネルギッシュです」(松山氏談)。

 国際大会では、福岡花LC、福岡太陽LCともに1名ずつの会員を、実行委員会の委員として派遣している。松山氏は、国際大会で活動できる機会をぜひ若い会員たちにも与えたいと考えている。「国際大会の情報が下りてきたときには、いつでもお手伝いできる体制を整えています」(松山氏談)。
 福岡の国際大会を盛り上げていこうとする意識を、両クラブともに高く持っている。

<COMPANY INFORMATION>
プロスガードシステム(株)
代 表:松山 晋也
仮事務所:福岡市早良区百道1-4-8(16年3月頃まで)
所在地:福岡市早良区藤崎1-1-1 プロスビル
TEL:092-822-0077
URL:http://pros-g.com

 

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