【2/17】日経平均株価(前場)~再び1万6千円割れ
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17日の東京株式市場における日経平均株価の前場は、前日の終値と比べ26円17銭安の1万6,028円26銭と、1万6千円を超えて取引を終えた。しかし後場に入り相場は一転下げ足を速め午後1時47分には、1万5,632円12銭とこの日の最安値を付けた。その後は一進一退の動きとなり、結局終値は前日比▲218円7銭の1万5,836円36銭となり、再び1万6千円を割り込んだ。
休場明けした16日のダウ平均株価は、原油先安観が遠のいたことから買い安心感が広がり前日比+222.57ドルの16,196.41ドル(前年末比▲1,228.62ドル▲7.05%)で取引を終えている。
その流れを受けて日経平均株価も前場は一時1万6,214円46銭の最高値となったが、その後は一進一退の攻防となった。原油価格が29ドル台後半と30ドル台を切ったことや、円相場が113円台後半となったことが、下げの要因と見られている。一方、九州地銀の株価は高安まちまちの展開となった。このなかで大きく値を上げたのは筑邦銀行で、前日比+12円の252円。一方値を下げたのは宮崎銀行と十八銀行の2行だけだった。
円安と株高を期待した日銀のマイナス金利政策が昨日から実施されたが、原油安や中国経済の減速など世界同時株安の荒波に呑み込まれ、今のところその効果は出ていないようだ。時期尚早だったとの声も聞かれる。【北山 譲】
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