2024年12月26日( 木 )

寂しいなー、日本人がいない

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1.北京の日本人向けお茶屋、廃業続出!!

banri 去る19日から21日までの3日間、北京ホテルに宿泊した。ガラガラである。以前ならば、日本人はこのホテルに好んで泊まっていた。それなのに、日本人客がいないのだ。寂しいな――。
 北京ホテルの経営は、3月になれば中国の国会(全国人民代表大会)が始まり、それにともない満杯になるので懸念はない。ただし、日本人観光客にはあまり期待できないのは間違いないと断言できる。
 かつては万里の長城視察の定番コース沿いに、日本人観光客向けのレストラン、土産屋がひしめいていた。ところが、日本客の激減で店じまいが目立つようになった。お茶飲みお茶売りコーナーが壊滅状態だ。
 中国人客の爆買いで上機嫌でいる日本の商売人たちは、中国に金を循環させることを配慮しないと、いずれ罰を受けることになろう。日本の非力さには寂しい限りだ。

2.機中、日本人がいない

 19日、大連経由の北京行の便に乗った。定員165名の機中は満杯。大連までの顧客の構成は、日本人が約40名、中国人主体の外国人が120名以上を占めていた。
 22日は、午後2時に福岡空港へ到着した。そのとき、ちょうどソウル、釜山、マニラからの便も到着しており、同時に4機が到着したのである。入国検査場へ直行して、驚くべき光景を目撃した。日本国籍者・永住者の受付は、ひっそりとしている。一方、外国人検査ブースは混雑状況で、ザワザワした雑音が鳴り響いているのだ。日本人1に対して外国人7の比率であった。
 あー寂しいね!!こんなに元気を失った日本人を見たくない。

3.内向きの日本人、海外渡航者激減

 【年別、訪日外客数、出国日本人数の推移】の資料を参照されたし。2012~14年の間でも、訪日外客数はウナギ昇り。15年は1,900万人を超えたと言われているから、4年間で倍増である。それと比較して、出国数は段々と減少傾向にある。
 また、韓国からの訪問者数は、3年間で倍増に近い伸びを堅持している。それなのに、韓国への日本人訪問数はこれまた激減しているのには、涙が出てしまう。

hyou

 

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