2024年12月22日( 日 )

食を超えた、マクロビ住宅誕生 世界一きれいな空気実現~(株)福岡工務店

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akutu 本来、食事法で登場する「マクロビオティック(マクロビ)」だが、今回は住まいと組み合わせた事例を紹介したい。注文住宅の設計、施工を手掛ける(株)福岡工務店(本社:福岡市南区、阿久津岳生代表)が(一社)福岡県助産師会と共同開発した「マクロビオティック住宅」が1月末、竣工した。同物件は福岡市中央区平尾1丁目。

 食に関する「マクロビ」と住まいをどのように融合させたのか。人が生涯摂取する化学物質の量を経路別にみると、室内空気が79%を占める。一方で、特に摂取に気を付けている食べ物や水からは12%というデータがある。つまり、「人は室内の空気を"食べて"生きている」ということだ。

mkju2 その観点から、まず空気の質にこだわった。自動制御で24時間、室内の汚染物質を取り除く空気清浄システムを採用。目指すのは世界一きれいだと言われているオーストラリアのタスマニア島の空気。同地の空気を上回る基準の空気になる空気清浄システムを開発し、リアルタイムで室内空気の数値を確認できるようにした。また建材は化学物質を極力排除したものを利用。木材も燻煙処理したものを使用し、化学物質に敏感に反応するシックハウスにも対応している。

 "健康的な家"についての新しい提案とも言えるし、差別化を図るための取り組みのひとつだと言えるだろう。一度、病気になってしまったら、健康をお金で買うことは難しい。予防なら、ある程度の投資も必要になろう。健康的な住まいの購入をお考えの方は、一度マクロビ住宅で、世界一の空気を吸ってみることをお薦めする。

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・(株)福岡工務店

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