2024年12月22日( 日 )

「日本よ、これが新劇場スタイルだ!」、進化を続けるユナイテッド・シネマ

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 4月23日、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13で、日本初の新たな映画鑑賞サービスがはじまる。「プレミアム・ダイニング・シネマ」だ。

 アメリカを中心に、近年注目を浴びている映画鑑賞スタイル、「プレミアム・ダイニング・シネマ」だ。座席には食事用のテーブルが備え付けられており、用意されたメニュー表を見て料理や飲み物を注文する。「なるほど、映画を観ながら軽飲食の追加注文ができるのね」と思ったあなた、そうではない。フードメニューは、アペティート、ロイヤルガーデンカフェなど、各種レストランを全国展開するロイヤルホールディングス(株)提供による本格派。ドリンクもビール、ワイン、ハイボールなどのアルコール類をグラスで味わうことができる。もちろん、映画上映中もオーダーを受け付ける(詳細はコチラ)。

 座席は、通常の劇場席に近いカジュアルシート(全46席)と、仕切りが設けられ、飲食店の個室空間に近い作りのラグジュアリーシート(全12席で、電動リクライニングシートフットレスト付き)の2タイプが設けられる。料金に関しては未定だが、一部ではカジュアルシート2,800円、ラグジュアリーシート3,800円との噂も聞かれる。

 2015年12月に映画体感型シアター「4DX」をオープンさせたばかりの同劇場。矢継ぎ早の新サービス展開には、同劇場が全国のユナイテッド・シネマグループの中でもトップクラスの集客力を誇ることも関係している。また、ユナイテッド・シネマ(株)の担当者は「弊社は今後、シネマ・コンプレックスではなく、より総合的な『エンタテイメント・コンプレックス』を目指し、活動を展開していきます。今回の新サービス展開は、その一環なのです」と力強く語る。

 掲げた目標に邁進し続けるユナイテッド・シネマグループと、グループの先陣を切って新たな挑戦を続ける劇場キャナルシティ13。同劇場が設置された福岡は今、映画鑑賞における最先端のスタイルを感じられる場所だといえるのではないか。

 

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