2020年12月4日 07:00
立野ダムの建設事業がスタートしたのは1983年。87年には工事用道路の建設に着手したほか、99年には南阿蘇鉄道の軌道移設工事に着手するなど、2009年度までに全体事業費の約半分(当時)に当たる約421億円分の事業が実施済みだった...
2020年12月3日 07:00
熊本県内ではここ数カ月、川辺川ダム建設の是非を軸に、球磨川流域の治水の在り方をめぐって議論が再燃しているところだが、これに関連して、県内のとある治水ダムが存在感を増している。熊本市内を流れる一級河川・白川、その上流部(大津町、南阿蘇村)に建設されている「立野ダム」だ...
2020年11月22日 07:00
今年10月、球磨川で流域治水協議会が設置され、議論がスタートした。新たな会議体に場所を移したとしても、球磨川流域の治水を考えるうえで、川辺川ダムが焦点なのは変わりない。ただ、もはや川辺川ダムを建設するかどうか予断を許さないという状況でもない...
2020年11月21日 07:00
球磨川流域治水協議会が10月27日、開かれた。同協議会は、気候変動にともなう水災害リスクの増大に備えるため、国土交通省が中心となって進めている「流域治水プロジェクト」に基づくもの...
2020年11月3日 13:00
以上が会合のあらましだが、会合後に蒲島郁夫・熊本県知事が応じた囲み取材で、いくつか気になる発言があった。蒲島知事は、これまで議論を重ねてきたダム以外の治水対策について...
2020年11月3日 07:00
九州地方整備局、熊本県、流域12市町村で構成する「令和2年7月球磨川豪雨検証委員会」の2回目の会合が10月6日、開かれた...
2020年10月8日 07:00
『「ダムによらない治水」は引き続き検討していくようですが、「新しいダムの在り方についても考える」とも言っているようです。いろいろ反発があったので、ダムの可能性もちらつかせるという、まさにリアリストとしての本領発揮というところでしょう...
2020年10月7日 07:00
『蒲島知事は、今回の水害が発生する前は、しばしば「3つの困難を乗り越えた」と言っていました。3つの困難とは、川辺川ダム建設の中止、水俣病被害者の救済、県の財政危機の健全化を指します...
2020年10月6日 07:00
『政治判断として白紙撤回したこと自体は、私は認めています。ただ、その政治判断が民意に基づくものだったとする蒲島知事の発言には、大いに問題があると思っています...
2020年10月5日 07:00
球磨川流域の治水対策をめぐる、蒲島郁夫・熊本県知事の発言がブレまくっている。発災直後は「ダムによらない治水を極限まで追求したい」と従来の立場を踏襲するそぶりを見せていたが、その後...
2020年10月1日 07:00
流域市町村のメンバーからは、基本的に川辺川ダム建設に前向きな発言が相次いだ。濃淡はあるが、主な発言をピックアップすると、以下のようになる...
2020年9月30日 07:00
「令和2年7月球磨川豪雨検証委員会」の初会合が8月25日、熊本県庁で開かれた。7月豪雨の概要や被害状況、ダムによらない治水対策の有効性、川辺川ダムが存在した場合の効果などについて、定量的なデータに基づき検証するのが目的だ...
2020年9月11日 07:00
川辺川ダムの建設を最終的に中止したのは、時の政権であった民主党政権でしたが、そのとき盛んに無駄の代表として言われていた言葉が、「東の八ッ場、西の川辺川」でした...
2020年9月10日 07:00
「令和2年7月豪雨」は、全国にさまざまな被害をもたらしています。そのなかでもとくに大きな被害を受けたのが熊本。ここまで被害が拡大したのは、球磨川で多数の氾濫と2カ所の決壊があったからです...
2020年9月9日 07:00
球磨川の現状も見てみようと思い、球磨川沿いに通る国道219号を人吉方面から進んでみることにした...
2020年9月8日 11:24
『憲法改正論議についても、玉木(雄一郎・国民)代表は(合流しない)理由にあげていますが、両党が合意した綱領には「立憲主義的な立場から憲法改正議論をする」ということで合意しています...
2020年9月8日 07:00
川辺川ダム建設予定地を発見したところで、次はダム水没予定地へと向かう。五木村役場で「水没予定地がよく見える場所はどこか」と尋ねると、「頭地大橋に行けばよく見える」とにこやかに教えてくれた...
2020年9月7日 07:00
建設中止に追い込まれてから12年。川辺川ダム建設予定地は、今どうなっているのか――。熊本県五木村、相良村などのダムゆかりの場所を回り、現地で感じたことなどをレポートする...
2020年9月4日 07:00
川辺川ダム建設の経緯などをめぐって、後出しジャンケン的に長々とほじくり返してきたわけだが、一番肝心なのは「これからの球磨川流域の治水をどうするのか」ということだ...
2020年9月3日 07:00
ダム建設に反対する市民団体には、子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会(中島康代表)、清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会(緒方俊一郎、岐部明廣共同代表)などが存在する。これらの会は...
- 1
- 2