博多駅前陥没事故 施工業者判明
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8日朝に発生した博多駅前の道路での大規模な陥没事故について、福岡市交通局は地下鉄七隈線延伸工事にともなう事故として発表した。
今回の事故が発生したのは、「福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)建設工事」の現場。設計は福岡市交通局、施工は大成・佐藤・森本・三軌・西光建設工事共同企業体(JV)が請け負っていた。工事期間は2013年12月5日から19年3月15日まで。
市交通局の発表によると、8日午前5時頃に、現場のトンネル内で出水を確認。5時10分頃に博多口交差点から博多区役所南口交差点間で全面通行止めを行った後、5時15分頃に2カ所で道路陥没が発生。7時25分頃に陥没した2カ所がつながり、8時40分現在で陥没箇所のサイズは、幅約27m、長さ約30m、深さ約15mとなっている。地下鉄七隈線延伸工事をめぐっては、2年前の14年10月27日にも道路陥没事故が発生している。このときは七隈線延伸工事の一環として、延伸経路上の雨水幹線の移設工事を進めるなかで陥没事故が発生。場所は博多警察署入口交差点付近で、陥没箇所のサイズは幅約4m、長さ約5m、深さ約4mだった。施工業者は松鶴・環境開発JV。
【坂田 憲治】
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