九州日中友好交流大会を開催

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 3月27日、「2025年九州日中友好交流大会及び日中友好都市交流イベント」がヒルトン福岡シーホーク(福岡市中央区)で開催され、中国の11の地方政府(省・市など)の責任者約60名を含む約300名が出席した(主催:中国人民対外友好協会、中国駐福岡総領事館、日本中国友好協会、九州地区日中友好協会)。

あいさつをする楊万明会長
あいさつをする楊万明会長
あいさつをする楊慶東総領事
あいさつをする楊慶東総領事

    第一部では、中国側で国際交流などを担う窓口機関である中国人民対外友好協会の楊万明会長、楊慶東中国駐福岡総領事、宇都宮徳一郎日本中国友好協会の会長、平屋隆之山口県副知事が祝辞を述べたほか、呉江浩駐日本中国大使がメッセージを寄せた。それぞれ、両国間または地域間の文化・経済交流や人的往来の活発化への期待を述べた。

 第二部では、両国の計10の自治体・地方政府の責任者からそれぞれ紹介が行われた。日本の自治体からは主に中国側との交流の歴史や共通点などが紹介されるなか、現在の取り組みを中心に紹介したのが福岡県古賀市の田辺一城市長。同市では、人口約6万人に対し外国籍の住民が約1,300人、うち中国籍の住民が2番目に多い約200人で、彼らが生活しすいよう、多言語のリーフレットを作成したほか、双方の言語や料理などの交流イベントを実施するなど、多文化共生を目指す取り組みを推進している。

古賀市の取り組みを紹介する田辺一城市長
古賀市の取り組みを紹介する田辺一城市長

    中国からは各地の観光地や主力産業、投資環境などの説明がなされた。昨年、日本人の中国ビザなし訪問が再開されたこともあってか、観光や視察のために中国を訪れることへの強い期待が感じられた。参加した日本の事業者からは、農畜産業や水産業が九州の主要産業であることを踏まえ、ビザなし訪問の再開に続いて、日本産海産物の対中国輸出規制の早期撤廃に期待する声などが聞かれた。中国総領事館は昨年12月にも日中の観光業界関係者の交流会を開催するなどしており、双方の交流の場が引き続き設けられ、貿易などの促進につながることを期待したい。

【茅野雅弘】

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