2024年12月27日( 金 )

小売業各社の支援の輪広がる~イオン、イズミなどが支援物資提供

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

youme 熊本地震の影響で、被災地に向けて様々な支援の輪が広がっている。小売業では被災した地域に店舗を持つイオングループ、(株)イズミなどが、県や市などを通じて支援物資を提供している。
 イオングループは九州の事業会社であるイオン九州(株)が地震発生直後の14日、熊本県大津町に毛布500枚を提供したのを皮切りに翌15日に大津町、御船町、嘉島町、甲佐町、熊本市にパンやおにぎりなど総計3万1,768個提供した。16日には親会社のイオン(株)及び同じグループ会社のイオンリテール(株)が熊本県に対して、おにぎりやパン計3万個に加えて、今、被災地で最も重要視される水(500ml)を10万個提供したほか、同日、熊本市に対して大人用おむつ、子供用おむつ、粉ミルク、トイレットペーパー、生理用品などを提供した。

 イズミは15日に熊本市に対してペットボトル飲料(水やお茶など)を2万5,200本、パンを1万3,190本、その他おむすびやシリアルなどを提供した。被害が大きくなった16日には熊本県に対して、パン1万8,825個、飲料2万4,000本に加えて、バナナ(1袋約4本入り)を1万4,000袋提供するなど栄養のバランスを考えた食品の提供を行った。

 (株)ミスターマックスでは15日に熊本県民総合運動公園において、ミネラルウォーター、カップ春雨スープ、紳士及び婦人肌着をそれぞれ1,000ずつ配った。

 普段は販売競争で凌ぎを削る小売業だが、今回の地震では普段お世話になっている地域での復興支援に向けて全力で取り組んでいる。

 

関連キーワード

関連記事