アパマン子会社がさくらインターネットと合弁会社設立、ホームIoTへ本格進出

　（株）アパマンショップホールディングス（以下、アパマンショップHD）子会社の（株）システムソフトは、データセンター運営大手のさくらインターネット（株）（本社：大阪市中央区）とHome IoT に関連したサービス／プロダクトの企画・開発・提供を目的とした合弁会社を設立することを発表した。第１弾のサービス／プロダクトとして、「さくらの IoT Platform」対応のスマートロックを取り扱い、アパマンショップHDの企業グループを通じて未入居賃貸物件に設置・稼働を目指す。

　スマートロックには「さくらの IoT 通信モジュール」が実装され、自宅の Wi-Fi やスマートフォンを経由することなく、スマートロック自体が 3G/LTE 回線を通じて「さくらの IoT Platform」に接続できるという。空室時の防犯対策や仲介業務における貸鍵業務の軽減、民泊など短期賃貸への利用を見込む。また、入居者向けスマートロック機能の提供も予定されている。

　システムソフトの親会社であるアパマンショップHDは、６万6,306戸（３月末時点、サブリース含む）の管理戸数を有しており、賃貸住宅市場のホームIoT関連サービス事業者として圧倒的に優位な立場にある。

【永上　隼人】

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・合弁会社（子会社）設立及び新規事業開始に関するお知らせ（PDF）