2024年12月24日( 火 )

6月の日経平均~前月末比大幅な下げ

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 第1四半期が終わった。6月末の日経平均株価は前月末の1万7,234円98銭から大きく値を下げ、前月末比▲1,659.06 円の1万5575円92銭で取引を終えた。
6月23日に行われた英国の国民投票でEU離脱派が勝利したことから、24日の日経平均株価は大きく下落。27日から四連騰したものの、1万6千円台には遠く届かなかった。
 日経平均と同じように、九州地銀(含むFG)13行の6月末の株価(終値)も、前月末と比べて大きく値を下げた銘柄が多かった。別表の1.九州地銀(FG)の株価推移表を見ていただきたい。

<表から見えるもの>
 東証上場銘柄はすべて前月末比マイナスだった。プラスとなったのは福証単独上場の、福岡中央銀行368円(前月末比+18円)と筑邦銀行245円(前月末比+5円)の二銘柄だけだった。ただ福証単独上場の場合、商いが少ないことから、株価は硬直的になりがちな面が見られる。
・前月末比で大きく値を下げているのは、北九州銀行を傘下に持つ山口FGで▲117円の965円。次に九州FGで▲92円の506円。ふくおかFGで▲69円の335円と続く。
・東証上場銘柄で200円を切っているのは西日本シティ銀行(179円前日比▲2円)だけで、値が重いのが気になるところだ。
 いよいよ明日から第2四半期がスタートするが、はたして九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。

【北山 譲】

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