小川知事入院先めぐり、県議会紛糾
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25日から開催されている福岡県議会決算特別委員会で、小川洋福岡県知事が10日から17日にかけて入院したとされる先の病院名が、知事の動きを把握しているはずの秘書室長にも知らされていなかったことが判明。議会が紛糾する事態となっている。
この問題は25日、自民党の吉松源昭県議が取り上げたことで明らかになったが、資料がそろわず審議は一時中断。翌26日の同特別委で資料をそろえて再び答弁がなされたものの、秘書室長は「承知していない」を繰り返すばかり。小川知事が、いつ、どこの病院で受診して、いつ入院が決定し、どこに入院したのかが、まったくわからない状態となっている。さらにこの日は「的確な答弁ができない」とのことで、審議はまたしても一時中断となった。
今回の入院は、小川知事が腰痛の悪化を訴えたため、12日からの海外出張をとりやめてまで行われたもの。入院期間中の知事の所在が把握できていなかったとなれば、県政の危機管理にとって大きな問題となる。
【坂田 憲治】
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