熊本市桜町再開発、多機能型施設で交通と交流の拠点化を目指す
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2月1日、施設新築起工式が行われた、熊本都市計画桜町地区第一種市街地。竣工は2019年夏予定で、商業施設、バスターミナル、ホテル、住宅に加え、保育所や2,300席を設えたメインホールなどを収容する公益施設、屋上庭園などの多機能型複合施設となる。空港、鉄道駅、港と接続することで、九州だけでなく、日本各地やインバウンド客を呼び込む「地域・都市間の交通拠点」、熊本の新たなランドマークとして「観光・文化・情報の交流拠点」の確立を目指す。
外観は、段丘上の商業デッキが屋上に繋がり、熊本城の茶臼山とつながりをイメージした低層部の庭と、公益施設とホテル・住宅が一体となった高層部で構成される。
設計コンセプトは「おもてなしの庭」で、熊本城と庭続きとなっている。また、今回の開発区画にかつて存在した花畑屋敷の庭園である「陽春庭」の周辺環境を活用し、癒しだけでなく「現代の陽春庭」として、町に新たな活力を生み出すことを目標とする。商業施設のテナントについては現在リーシング中だが、地下1階から4階までの5階建てで、飲食店や物販店のほか、4階にはシネコンも入る予定。テナントは約150店舗となる予定で、九州初出店の店舗の誘致により、県内外から熊本を発信していく考え。
<INFORMATION>
熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業施設建築物
建築場所:熊本市中央区桜町3番13、14
敷地面積:30,266.83m2
駐車場:約840台
規模:地下1階~地上15階建て
年間集客予定人数:約2,500万人
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