土師正記氏（泉屋酒販専務）、突然の退任～一体、何が生じたのか、何をするのか

　突然、泉屋酒販（本社：福岡県久留米市）専務・土師正記氏から次のような葉書を頂き吃驚仰天した。

　拝啓　立春の候　ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
　さて　私こと
このたび一身上の都合により泉屋酒販株式会社を退職することとなりました
在職中は一方ならぬご厚情を賜りまして心から御礼申し上げます
急な退職のため今後については未定です
いずれ落ち着き先が決まりましたら改めてご挨拶申し上げます
末筆ではございますが　貴社のさらなるご発展と皆様の一層のご活躍をお祈りいたします
まずは略儀ながら御礼かたがたご挨拶申し上げます

敬具

　正記氏とは経営者セミナーを通じた塾生同志でもある。兄貴・土師康博氏と反りが合わなかったことは承知していた。泉屋酒販は兄貴・康博氏が代表取締役社長、土師正記氏は代表取締役専務という二代表制を敷いていたのだが、抜き差しならぬ事態に直面して驚くばかりだ。実父・土師軍太氏が故人となってまだ日浅い中で、お家騒動の印象を与えるようなことは商売の信用に関わる問題である。今後正記氏が何か事業を起こすかどうかは定かではない。

　ただ断言できることはただ一つ。営業活動を担っていたのは正記氏であるから、泉屋酒販の福岡の商圏が狭くなることは間違いない。なお2月10日現在では泉屋酒販の役員登記の変更はなされていない。資料添付。

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