東京ディズニーリゾート、初の3,000万人割れ。その原因は
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東京ディズニーリゾート(TDR。東京ディズニーランドと東京ディズニーシー)を運営する(株)オリエンタルランドは、2018年3月期の見込み入場者数が2,950万人に留まると発表した。前期比2%減で、3年連続の減少。3,000万人を割り込むのは5年ぶり。
オリエンタルランド側は、前期比での入場者数減を「前期に東京ディズニーシーの15周年イベントがあった反動」と説明しているが、原因はそれだけではあるまい。ライバルにあたるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)が集客を増やしていることや、TDRの入園料が昨年4月まで3年連続で値上げされたことなどが影響していると考えられる。また、ここ数年TDRをにぎわせていた外国人観光客の数が鈍っているともいう。ディズニー・ファンによれば、「外国人客が目立った時期は頻繁に入場制限がかかっていたが、最近はそういうことはほとんどない」とのこと。「爆買いツアー」の盛りを過ぎた影響が、こんなところにも出ているのだろうか。
【深水 央】
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