日経平均株価~年初来高値の1万9,895円70銭
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7日のフランス大統領選の決選投票で親EU(欧州連合)の中道系独立候補のマクロン氏が大勝。今日8日の日経平均は前日比+450円の1万9,895円70銭で取引を終えた。
仏の選挙結果を受けて寄り付きから輸出関連株や金融関連株など幅広い銘柄が買われて大きく値を上げ、終値ベースでは2015年12月3日の1万9,939円90銭以来、約1年5カ月ぶりの高値となった。
前週末5日の米国株式市場ではNYダウが反発し、終値ベースで3月3日以来となる2万1,006ドル94セントと、2万1千ドル台を回復しており、日米でコラボレートした格好だ。
その流れを受けて九州地銀の株価も大きく上昇した。【別表2】を見ていただきたい。
この表から見えるもの
九州地銀8行(FG・FH)のすべての銘柄で株価が上昇。このうち大きく値を上げたのは西日本FHで前日比+53円の1,141円。次が北九州銀行を傘下に持つ山口FGで+30円の1,277円。続いて宮崎銀行が+22円の366円で、上昇率ではトップとなっている。
ただ明日は韓国大統領選挙があり、選挙結果次第では日本にも大きな影響与えることも予想され、2万円台回復にはまだ曲折がありそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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