千趣会、ニッスイグループの化粧品会社を買収

　（株）千趣会（本社：大阪府大阪市北区、星野裕幸社長）はこのほど、ニッスイグループ傘下である日水製薬（株）の化粧品製造販売事業などを手がける、ニッスイファルマ・コスメティックス（株）（本社：山梨県北杜市、以下NPC社）の株式取得に基本合意し、連結子会社すると発表した。

　取得価格は非開示。株式取得の理由として、「自然派基礎化粧品ブランド『リスブラン』を軸に、店舗を中心とした様々な販売ルートで拡大をしており、当社コスメ事業において商品力の高い商材を導入することで事業の強化と拡大を目指すため」といい、今後は、同社グループの通信販売事業が持つオムニチャネルや販売プロモーションノウハウ、インフラ(物流・コールセンター)を活用することによる相乗効果により、化粧品部門の成長拡大を見込んでいる。

　6月23日に譲渡契約を締結し、実行日は6月30日を予定している。連結子会社化後の業績の影響については「現時点では軽微」としている。