ファミマ、ドンキ　業務提携検討を開始

　ユニー・ファミリーマートホールディングス（株）（本社：東京都豊島区、高柳浩二社長）と（株）ドンキホーテホールディングス（本社：東京都目黒区、大原孝治社長兼CEO）は13日、業務提携の検討を開始すると発表した。

　ユニー・ファミリーマートHDがコンビニや総合スーパーを主力に展開する一方、ドンキホーテHDはディスカウントストアを主力とする。主力業態が異なるため競合することが少なく、それぞれの経営資源やノウハウの活用が期待できるとし、今回の業務提携の検討に繋がった。

　共同での基盤整備や出店開発、実験的な店舗共同運営や相互利用をはじめとした協働を目指すほか、商品の共同開発・仕入れ、物流機能の合理化、海外市場と新業態開発での協働を検討するとしている。

　ドンキホーテHDの高橋光夫専務取締役兼CFOは今回の提携に関し、「まだ詳細については検討段階。両社で歩み寄るところは歩み寄りながらベストを探し、半年以内（2017年内）の提携内容の具体化と契約の締結を目指す」と話す。なお、資本提携の可能性については「現時点では未定」とコメントした。

【中尾　眞幸】

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