日経平均株価2万円割れ
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7月31日の日経平均株価は、始値から2万円の大台に届くことなく、前日比▲34円66銭の1万9,925円18銭で取引を終えた。新年度最初の月末だった4月28日は1万9,196円74銭(前日比▲55円13銭)。5月31日は、1万9,650円57銭(前日比▲27円28銭)と2カ月連続して2万円を割り込んでいたが、6月30日は前日比▲186円87銭と大幅な下げとなったものの、2万33円43銭と何とか2万円台に踏みとどまった。しかし、7月末には再び2万円の大台を割り込んだ(【別表1】参照)。
株価低迷は、稲田防衛大臣の辞任や北朝鮮によるたび重なるミサイル発射など、日本の置かれている地政学的なリスクが、その大きな要因となっているようだ。
その流れを受けて、九州地銀の株価も大半が値を下げて取引を終えている。【別表2】を見ていただきたい。この表から見えるもの
大きく値を下げたのは、ふくおかFGで前日比▲11円の509円。十八銀行との経営統合が無期延期となったことが、その大きな要因のようだ。ちなみに、十八銀行も前日比▲5円の294円となっており、今後も両社の株価動向については注意が必要かもしれない。
九州地銀8行(東証・福証上場)のうち、株価が上昇したのは西日本フィナンシャルホールディングス(FH)で、終値は前日比+7円の1,242円だった。ただ【別表3】の通り、日中の動きは大きく乱高下しており、ふくおかFGと同様に、当面は目が離せない状況が続くことになりそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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