あのホットドックが販売再開～フランソア

　（株）フランソア（本社：福岡県新宮町、杉原仁代表）は現在、「久留米ホットドック」を販売している。これは今年１月末、惜しまれつつ閉店した久留米市の「キムラヤ」の人気商品だった「ホットドック」を、パッケージをリニューアルするなどして、今年7月1日から発売したものだ。

　このホットドックは通常のソーセージを使ったホットドックとは違い、ロールパンにキャベツのコールスローとハムを挟んだもの。“久留米のソウルフード”として知られていたが、「キムラヤ」の閉店当時、久留米市の工場の事業譲渡を受けた同社は、メロンパン「まるあじ」の販売継続しか決めていなかった。ホットドックは久留米のファンからの熱い再販売の要望を受け、発売に踏み切ったようだ。

　同社によると、キムラヤの定番だったカスタークリームパンやあんぱん（黒、白）も現在、販売を再開しているという。商品名にキムラヤの名前は表示されていないが、見る人が見ればすぐにわかる。ファンにはたまらない、ソウルフードの復活だろう。

【矢野　寛之】