マツモトキヨシ、天神地下街に２店舗目を出店へ

　（株）マツモトキヨシホールディングスの子会社（株）マツモトキヨシ九州販売（本社：福岡市博多区、宮田亮史社長）は21日、福岡市中央区天神の天神地下街東2番街に「マツモトキヨシ」をオープンする。西鉄福岡天神駅に直結する天神地下街では、「天神地下街店」についで2店舗目となる。

　マツモトキヨシは近隣の「ミーナ天神」「ベスト電器福岡本店（地下）」にも出店しており、福岡一の繁華街・天神地区に4店舗の店舗網を形成している。2番街店について同社は、「既存店舗より売場面積は小さくなるが、当社店舗としては九州で初めての商品を40～50アイテム取り入れ、バラエティーに富んだ商品構成にした。店舗の装飾や内装は茶系でシックなつくりにしている。既存の天神地下街店とは人通りの違いもあり期待している」とコメントしている。

　同社の強みは20～30坪の狭小な売場面積でも出店が可能な店舗フォーマットがあること。そのため都心部でも出店可能となる。天神地区はインバウンド（訪日外国人）客も多く、市場としては魅力的。九州では郊外型の大型ドラッグストアが注目されているが、それとは対照的に小型店を都心部で積極出店できる同社の今後の展開が注目されそうだ。

【矢野　寛之】

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