久留米市長選、盤石の布陣で意外な苦戦
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21日投開票の久留米市長選で、4万2,790票を獲得し、初当選を決めた元参議院議員の大久保勉氏(56)。自ら「オール久留米」とする盤石の布陣を敷いたにも関わらず、結果は約5,600票差という接戦であった。
国会議員時代は民主党(現民進党)に所属した大久保氏だが、今回の選挙では、現職・楢原利則氏の後継指名を受け、選対本部長に久留米市に地盤をもつ自民党の衆議院議員・鳩山二郎氏を迎えた。出陣式には同党副幹事長の武田良太氏や福岡県連の重鎮らが出席。農政連や商工連盟など各種団体の推薦を受けたほか、連合や自治労の支援も受けるなど、まさに「オール久留米」陣容で選挙戦に臨んだ。
陣容を見れば、大久保氏の圧勝と誰もが予想するところ。しかし、告示段階では、報道機関は互角、横並びとの観測。対抗馬の宮原氏と競りあうかたちが終盤まで続いた。一体、この思わぬ苦戦の原因とは何なのか。NetIB-Newsでは引き続き取材を行っていく。
<2018年1月21日投開票久留米市長選挙 開票結果>
宮原 信孝 (無所属・新)37,201
大久保 勉 (無所属・新)42,790
田中 稔 (無所属・新)5,721
(届け出順)【山下 康太】
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