疑惑のA型事業所「MAXY」に強制執行~プリウスを差し押さえ
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福岡地方裁判所は13日、数々の疑惑の渦中にある障がい者就労支援事業所「MAXY」(福岡県大野城市、老田善弘代表)に対し、同社名義の車両を差し押さえた。
強制執行を申し立てたのは、同社に債権をもつ家具販売A社。A社は、売買契約した家具などの代金を支払わないMAXYに対し、代金約61万円を求めて昨年11月に提訴。裁判所はA社の請求を全面的に認めて、今年2月に請求通りの判決を言い渡した。MAXYは昨年4月、事業所開設に必要な木製仕切りとテーブルをA社に発注。納品を終えた後、MAXYは代金を支払わないまま開業し、その後も未払いの状態が続いていた。また、家具の売買契約時は別の代表者だったものの、当時からMAXYの実質的オーナーは現代表の老田氏だったとみられている。
老田氏には障がい者への虐待疑惑のほか、出資詐欺的行為を繰り返し行っていた疑惑があり、データ・マックスでは既報のとおり10回にわたって報じていた。
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