【続報】はしか、新たに2人発症、県は対策本部設置へ ~春日市・筑紫野市・太宰府市近辺で2次感染に注意
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福岡県は14日、新たに2名がはしか(麻しん)を発症したと発表した。今年4月以降、福岡県内で確認されたはしか患者は6例目。県では15日に「感染症危機管理対策本部」を設置し、今後の対応にあたっていくとしている。
新たに発症が確認されたのは、福岡市南区の30代女性と、春日市の10代男性。このうち30代女性は、5月2日に発症が確認された20代男性が受診した医療機関で接触した可能性があるとされ、5月13日にはしかと診断された。一方の10代男性も、この20代男性が4月29日に利用した春日市内の小売店を同時刻に利用していた可能性があり、5月13日にはしかと診断された。
なお県の調査結果では、今回の患者および接触者が、4月28日午前中と29日の午前中と夕方~夜に春日市内の複数の小売店を、5月9日夜に筑紫野市内の大型商業施設を、5月12日昼ごろに太宰府市内の小売店を利用していた、と発表。県では今後もさらに患者が発生する可能性があるとしており、はしかの疑いがある場合には、医療機関に事前相談のうえ、速やかに受診するよう呼びかけている。
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【坂田 憲治】
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