財務コンサルで成長企業を輩出し、５年以内に福岡一の顧客数を目指す（後）

林田グループ アストル税理士法人

ライオンズのガバナー就任、奉仕活動&底上げに注力

　18年7月1日には、俊一氏が福岡のライオンズクラブ（337-A地区）の地区ガバナー（※2）に就任する（3月5日取材時点）。世界最大級の奉仕団体である同クラブの福岡県のトップとなり、任期である1年間に渡り、福岡県のライオンズを構成する各地区の運営指導などを行っていく。

　「福岡県内には4,000人を超える会員がいますが、その方たちと力を合わせて1年間活動していきます。現在私は67歳になり、ゆくゆくは会社経営をバトンタッチしていかないといけません。今まで社会から受けた恩恵を今度は還元していくことが大事だと思っています。

　今期の国際会長は、初の女性会長グドラン・ビョート・イングバドター氏の予定です。337-A地区では、これに対応してFWT（家族および女性チーム）委員会を活性化させ、女性会員の増強、併せて男性会員の増強に努めます。19年2月には、337複合地区主催のライオンズクエスト・フォーラム全国大会が福岡で開催されます。これを機会に337―A地区全体にライオンズクエスト『ライフスキル教育プログラム』を普及させ、21世紀を担う子どもたちにライフスキルを与え、教育界に支援をしたいと思っています。

　ライオンズクラブは世界最大の奉仕団体です。その大きな要因は、国際協会とLCIF（ライオンズクラブ国際財団）が相互依存の関係にあるからです。それを我々337―A地区会員は理解して、LCIFの充実に努めなければなりません。私は以上のことを念頭に、一年間しっかり取り組みたいと思っています」（俊一氏）。

　地域に根ざした姿勢でありながら、成長と奉仕の精神で頼られる税理士事務所へと進んでいく、林田グループにこれからも注目したい。

（了）

（※2）地区ガバナー：国際協会の役員として、国際理事会の一般監督のもとに、所属地区における国際協会の代表者

＜COMPANY INFORMATION＞
代　表：林田　俊一
所在地：福岡県飯塚市椋本509-5
設　立：1982年6月
ＴＥＬ：0120-742-733
ＵＲＬ：http://www.new-concept.co.jp

＜プロフィール＞
林田　俊一（はやしだ・しゅんいち）
　1950年9月、福岡県生まれ。64年嘉穂高校、73年国士舘大学を卒業。82年に林田税理士事務所を開業した。飯塚倫理法人会会長、ライオンズクラブ国際協会337-A地区第二副地区ガバナーなどを歴任し、18年7月には福岡県のライオンズクラブのガバナーに就任予定。著書に『黒字をつくる社長 赤字をつくる社長－うちの会社は大丈夫か』『赤字を黒字にした社長－500社を持つ顧問が明かす、成功の7法則』（ともに01年、祥伝社刊）など。